管理栄養士受験対策講座44年の実績

【応用】母乳栄養

今回は、応用栄養学から「母乳栄養」について勉強します。

 

■乳汁分泌の機序

~妊娠中~
エストロゲンやプロゲステロンの作用により、乳腺組織が発育します。
また、プロラクチンの作用により乳汁産生が行われますが、
分娩前は「胎盤エストロゲン」の働きにより、乳汁分泌が抑制されています。

妊娠中に乳汁分泌が起こらないのは、この「胎盤エストロゲン」の調節によるためです。

 

~分娩後~
胎盤が排出されると、エストロゲン(胎盤エストロゲン)が減少し、
乳汁分泌を抑制していた力が弱まります。

その結果、乳汁を産生する「プロラクチン」や
射乳を促進させる「オキシトシン」の分泌が促進されます。

 

 

■初乳・成乳

生後3~5日に分泌される乳汁“初乳”といい、
生後10日以降に分泌される乳汁を“成乳”いいます。

 

~初乳~
たんぱく質(ラクトアルブミンなど)や
免疫に関わる分泌型IgAなどの濃度が高く、感染防止に大きな役割を持ちます。

 

~成乳~
生後1ヵ月には、分泌量が1日780mL程度に増加します。
また、脂質と乳糖の濃度が増え、初乳に比べエネルギー量が多くなります。

 

■母乳と牛乳の成分比較

・炭水化物
母乳>牛乳
炭水化物は、母乳に多く含まれます。

 

・たんぱく質
母乳<牛乳
たんぱく質は、牛乳に多く含まれます。

 

・カルシウム
母乳<牛乳
カルシウムは、牛乳に多く含まれます。

 

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