【食べ物】栄養機能食品
今回は、食べ物と健康から「栄養機能食品」について勉強します。
栄養機能食品は、保健機能食品の1つとして位置づけられています。
栄養成分の機能を表示
栄養機能食品は、その食品に含まれる栄養成分の機能を表示した食品です。
特定保健用食品などと異なり、「人の身体にこんな効果があるよ!」という表示はできません。
表示できる内容は、栄養成分そのものの機能に限定されます。
具体的には、
「カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です」
「鉄は赤血球を作るのに必要な栄養素です」
のような表示となります。
制度の概要
栄養機能食品は、食品表示法に規定される食品です。
販売するにあたって、どこかの省庁に届出をしたり、許可をもらったりする必要はありません。
規格基準(ルール)にさえ従っていれば、すぐに栄養機能食品を名乗って販売することが可能です。
許可をもらって販売するわけではないので、もちろん許可マークはありません。
栄養機能表示が可能な栄養素
以下の栄養素について、栄養機能表示が認められています。
n-3系脂肪酸
亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム
ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸