管理栄養士受験対策講座42年の実績

【応用】妊娠期の栄養

今日は、応用栄養学から「妊娠期の栄養」を勉強します。

妊娠期は
初期
中期
後期
の3区分に分類されています。

妊娠期は胎児の発育、胎児の今後の栄養状態を形づくる最も大切な時期になります。

非妊娠時と同じ食事量では胎児の正常な発育に繋がりません。

このため、妊娠中の各時期におけるエネルギーおよびたんぱく質等、非妊娠時の食事に追加すべき付加量が決められています。

■妊婦の付加量

妊娠期の栄養_20200608

エネルギー

・初期  +50kcal
・中期  +250kcal
・後期  +450kcal

んぱく質(推奨量)

・初期  なし
・中期  +5g
・後期  +25g

カルシウム

付加量は定められていません
意外、と思われる方も多いかもしれません。

妊娠によりカルシウム吸収率が上昇するため、付加量は設定されていません。

「カルシウム付加量は○○mgである。」と試験でイタズラされやすいポイントになりますので要注意!

鉄(推奨量)

・初期  +2.5mg
・中期  +9.5mg
・後期  +9.5mg

妊娠中期および後期は同じ数値になりますので覚えておきましょう。

 

続いて、妊娠中の食生活での注意事項を確認しましょう。

 

■食生活上の注意事項

妊娠中の食生活上の留意点_20151028

積極的摂取が望まれるもの

葉酸

葉酸が不足すると、胎児に神経管閉鎖障害のリスクが高まります。
妊娠を希望する者、妊娠初期の女性は葉酸の積極的摂取が勧められます。

過剰摂取に注意が必要なもの

ビタミンA

ビタミンAの過剰摂取により、催奇形性発症のリスクが高まります。
妊娠を希望する者、妊娠者はサプリメント等からのビタミンA過剰摂取に注意が必要です。

水銀

魚介類の中には、食物連鎖を通じて水銀濃度が高い値を示すものがあります。
水銀は、食べ過ぎると中枢神経系への障害を及ぼします。
妊娠を希望する者、妊娠者は水銀濃度の高い魚介類を偏って食べ過ぎないよう注意が必要です。

摂取厳禁なもの

酒、たばこ

妊娠中の飲酒、喫煙・受動喫煙は胎児の発育や母乳分泌に悪影響を与えます。
禁酒、禁煙を心がけましょう。

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