【教育】栄養教育の評価
今回は、栄養教育論から「評価」について勉強します。
栄養教育プログラムを実施する際、“やりっぱなし”はいけません。
そこで“評価”がとても重要となります。
プログラムの各段階において、適切な評価を行っていく必要があります。
それでは、各評価について、
時系列に並べ変え、物語をつくりながら確認していきましょう。
①企画評価:プログラムをはじめる前の計画段階の評価
目標設定・学習内容・指導者研修等、事前の準備はOK?
↓
②経過評価:プログラムの実施段階に関する評価
プログラムが順調に行われている?
↓
③影響評価:プログラムを実施したことによる影響の評価
具体的な行動に結びついた?
↓
④結果評価:プログラム実施後の最終結果の評価
行動や環境が変わったことで、健康状態やQOLに変化がみられた?
これらに加え「経済評価」、
さらには様々な評価をトータルで考える「総合評価」があります。
栄養教育を実施するためにはお金がかかります。
莫大なお金をかけたにもかかわらず、効果がちょっぴり…
なんてことではいけません。
お金の評価である「経済評価」も、しっかりと行いたいものです。
これら「企画評価」「経過評価」「影響評価」「結果評価」「経済評価」を
トータルでみたものが「総合評価」となります。
「総合評価」が高くなる影響教育プログラムの実施が求められますね!