【食べ物】食品添加物
今回勉強するのは、食品添加物です。
食品添加物は、食品に色をつけたり、食品の酸化を防いだりと様々な目的で使用されていますね。
もちろん、何でもかんでも自由に使用していいわけではなく、
きちんと法律に基づいて管理されています。
わが国において、食品添加物は食品衛生法に規定されてますので、覚えておきましょう。
食品添加物の大きな枠組みとして、
・指定添加物
・既存添加物
・天然香料
・一般飲食物添加物
の4種類があります。
このなかにさらに細かく着色料や保存料、酸化防止剤などがあるんですね。
もし、お手元に食品がございましたら、
食品包装に記載されている原材料表示を見てみてください。
原材料表示の中に食品添加物は記載されていますか?
基本的に、食品添加物を食品の製造過程で使用したら、
必ず表示をしなければならない、ということになっています。
例:酸化防止剤(ビタミンC)
ただし、以下の3つのパターンについては、
例外的に「表示が免除される」ことになっています。
「例外」は、国家試験に出題されやすいので、要チェックですよ。
【表示が免除される3つのパターン】
栄養強化
栄養を増やす目的で加える
例)栄養強化の目的で加えられたビタミンC→表示免除
加工助剤
最終食品の完成前に除去あるいは分解または中和されるもの
例)油の抽出に用いられるヘキサン→(完成した油に残っていないので)表示免除
キャリーオーバー
食品の原材料の製造・加工で使用されたもので、その食品の製造には使用されないもの
例)せんべいに使用されるしょう油の製造に用いられた保存料→表示免除
となります。
【まとめ】
「食品添加物を加えた場合、原則すべて表示。
ただし、栄養強化・加工助剤・キャリーオーバーについては表示免除」
と覚えておきましょう!