【人体】呼吸(吸気・呼気)
今回は人体から「吸呼(吸気・呼気)」について勉強します。
私たちはいつ何時も、“息を吸って・吐く”という“呼吸”をおこなっています。
息を吸うときを『吸気時(吸息運動)』といい、息を吐くときを『呼気時(呼息運動)』といいます。
吸気時の動き
吸気時には、
- 外肋間筋が収縮して、胸郭が上がる
- 横隔膜が収縮する
ことで肺が広がります。
このように肺が広がることで、肺に空気が入り込みます。
このとき胸腔内は、陰圧となります。
呼気時の動き
呼気時には、
- 内肋間筋が収縮して、胸郭が下がる
- 横隔膜が弛緩する
ことで肺が縮みます。
このように肺が縮むことで、肺から空気が押し出されます。
このとき胸腔内は、陽圧となります。
国家試験では吸気時、呼気時の横隔膜の動きなどについて問われます。
呼吸をするときの肺の動きをイメージしながら解くようにしましょう。