【給食】委託
給食経営管理論から「業務委託」について勉強します。
従来は、企業や施設が直接、給食業務の管理を行う“直営方式”が多かったのですが、
近年は、コストダウンの観点から、給食業務の管理を外部に“委託”する施設が増えてきています。
業務を委託するにあたり、
「企業や施設の最終的責任の下で、第三者に給食業務の管理を“委託”することができる」
ということを忘れてはいけません。
その上で、業務を委託することになるのですが、全ての業務が委託できるわけではありません。
委託側(施設側)が自ら実施しなければならない業務と、委託可能な業務があります。
この区別は各施設により異なります。
委託可能な業務は多岐にわたりますので、こちらを覚えようとすると大変です。
“委託できない業務”を確認しましょう。
■病院給食:委託できない業務
・献立作成基準の作成
・献立表や衛生管理等の最終的な確認
ベース(基礎)となるもの、最終的な確認が委託不可となります。
■保育所給食:委託できない業務
・検食の実施
■学校給食:委託できない業務
・献立表の作成
・食材料費の管理
各施設の“委託できない業務”をしっかりと区別しておきましょう。