【公衆】食事バランスガイド
今回は、公衆栄養学から食事バランスガイドのお話です。
策定されたのは2005年ではありますが、今でも現役です。
国家試験でもまだまだ出題されますから、まずは基本を押さえておきましょう。
食事バランスガイドの概要
どこの省庁が策定したのか、何を示したものなのかを知っておきましょう。
食事バランスガイドは、厚生労働省と農林水産省の2省共同により、策定されました。
2つの省庁が手を取り合って、何かを策定することは意外と珍しいことです。
それゆえに出題もされやすくなっていますよ。
そして、食事バランスガイドには、
「1日に何をどれだけ食べたらよいか」ということが示されています。
決して、1食ではありませんので、注意しておきましょう。
食事バランスガイドの特徴
食事バランスガイドには、次のような特徴があります。
食事バランスガイドは、コマの形をしています。
このコマを、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つの区分に
分けていることが特徴です。
それぞれの区分の料理をどれだけ摂取したしたらよいのか?
を示すものとして「つ(SV)」という単位を用います。
重量で示さないことで、栄養に関する知識がない人でも活用しやすくなっています。
さらに、コマの軸を水分、コマのヒモを菓子・嗜好飲料、
コマの上を走っている人を運動として表現していますね。
いろんな要素が含まれているのが、この食事バランスガイドなのです!