【社会】健康づくりのための身体活動基準2013
社会・環境と健康の『健康づくりのための身体活動基準2013』について勉強しましょう。
健康づくりのための身体活動基準2013とは、
ライフステージに応じた健康づくりのための身体活動(生活活動・運動)を推進することで、
健康を目指そう!という運動です。
まずは、『健康づくりのための身体活動基準2013』に出てくる用語の確認をしましょう。
■身体活動の定義
①身体活動 = ②生活活動 + ③運動
①身体活動
身体活動は、安静にしている時よりも多くのエネルギーを消費する全ての動きをいい、「生活活動」と「運動」に分けられます。
②生活活動
生活活動は、日常生活における労働、家事、通勤・通学などの身体活動をいいます。
③運動
運動は、スポーツ等の、特に体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施し、継続性のある身体活動をいいます。
これら身体活動ですが、
・単なる歩行と、激しい運動
・短時間の身体活動と、長時間の身体活動
消費されるエネルギーは全く違います。
そこで、身体活動の強度、身体活動の量を示す単位が設けられています。
■身体活動の強度と量
○メッツ(Mets)
メッツは、身体活動におけるエネルギー消費量を座位安静時代謝量で除したものであり、身体活動の強度を示します。
例)座って安静にしている状態:1メッツ
普通歩行:3メッツ
○メッツ・時
メッツ・時は、運動強度の指数であるメッツに運動時間を乗じたものであり、身体活動の量を示します。
したがって、身体活動によるエネルギー消費量を求めたい場合、メッツ・時が用いられます。
例)バスケットボール(6メッツ)30分の運動量
6メッツ×0.5(時間)=3メッツ・時
これらの指標を用いて、健康づくりのための身体活動基準が定められています。
■身体活動基準
是非、基準値もおさえておきましょう!