【社会】特定保健指導
今回は、特定健康診査・特定保健指導の中でも「特定保健指導」に注目します。
「特定保健指導」では、
特定健康診査において生活習慣病リスク数に応じて階層化された「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」それぞれにあった指導を行っていきます。
■情報提供
○対象者
健診受診者全員
○支援期間・頻度
年1回あるいはそれ以上
○支援形態
対象者個人に合わせた情報を提供
■動機づけ支援
○対象者
生活習慣の改善が必要と判断された者で、生活習慣を変えるに当たって意思決定の支援が必要な者
○支援期間・頻度
原則1回
○支援形態
面接
1人20分以上の個別支援、または1グループ80分以上のグループ支援(1グループは8名以下)
■積極的支援
○対象者
生活習慣の改善が必要な者で、そのために専門職による継続的できめ細やかな支援が必要な者
○支援期間・頻度
3ヵ月以上の継続的な支援
○支援形態
初回:面接
1人20分以上の個別支援、または1グループ80分以上のグループ支援(1グループは8名以下)
3ヵ月以上の継続的な支援:個別支援、グループ支援、電話、メール・FAX・手紙
このようにリスクに応じた介入を行い、生活習慣病に移行させないことを目的に「特定保健指導」は実施されています。