【臨床】再生不良性貧血/溶血性貧血/腎性貧血

今回は貧血について勉強しましょう。

貧血には、いくつか種類があるのですが、
今回は、「再生不良性貧血」、「溶血性貧血」、「腎性貧血」の3つについて解説していきます。

 

 

再生不良性貧血

骨髄での血球産生が低下して起こる貧血」です。
骨髄では赤血球だけでなく白血球や血小板なども作られているため、
再生不良性貧血では、これら全ての血球が減少する汎血球減少がみられます

 

溶血性貧血

赤血球の寿命が短縮して起こる貧血」です。
“赤血球の寿命が縮まる”とは、
“たくさんの赤血球が壊される”ということです。
多くの赤血球が壊されることで、間接型ビリルビンの上昇ハプトグロビンの低下がみられます。

間接型ビリルビンが上昇する理由は、
たくさんの赤血球が壊されることで、赤血球に含まれるヘモグロビンが
鉄を失い、間接型ビリルビンとなって増加するためです。
間接型ビリルビンの量が増加すると黄疸が出現します

続いて、ハプトグロビンが低下する理由について解説します。
まずは「ハプトグロビン」の意味から。
ハプトグロビンとは、有毒な遊離ヘモグロビンを無毒化するヘモグロビン結合たんぱく質です。
溶血性貧血では、赤血球が壊されることで、有毒な遊離ヘモグロビンが増加します。
これを無毒化するために多くのハプトグロビンが消費され、血液中のハプトグロビン値が低下します。

 

腎性貧血

腎機能障害によるエリスロポエチン産生低下によって起こる貧血」です。
エリスロポエチンは、赤血球の産生を促進する造血因子です。
これは腎臓で作られているため、慢性腎不全などの腎機能障害が
起こると腎性貧血を引き起こします。

 

 
鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血についてはこちら↓

【臨床】鉄欠乏性貧血/巨赤芽球性貧血

 

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