【人体】レニン・アンギオテンシン系

体温、血糖、血圧など、
私たちのからだには、体の内部の状態を一定に保とうとする“恒常性(ホメオスタシス)”が備わっています。

例えば「血圧」で言うなら、
血圧が一定範囲よりも上昇すれば、からだは血圧を下げようとし、
血圧が一定範囲よりも低下すれば、からだは血圧を上げようとする
この仕組みを“恒常性(ホメオスタシス)”と呼びます。

今回は、血圧の恒常性を維持する仕組みの一つである「レニン・アンギオテンシン系」を学んでいきます。

 

■血圧の低下を腎臓が検知

腎血流量が減少すると、
血圧の低下を腎臓が検知します。

レニンアンギオテンシン系02_170222

 

■レニンの分泌

血圧を上げようと、腎臓の傍糸球体細胞からレニンが分泌されます。

レニンアンギオテンシン系03_17022

 

■アンギオテンシンⅡの生成

レニンは、血中のアンギオテンシノーゲンを活性化しアンギオテンシンⅠを産生します。
さらに、アンギオテンシンⅠは、アンギオテンシン変換酵素(ACE)の働きを受けて、アンギオテンシンⅡへと変化します。
アンギオテンシンⅡは、血管収縮作用アルドステロンの分泌を促進する作用をもちます。

レニンアンギオテンシン系04_17022

 

■アルドステロンの分泌

アルドステロンは、尿細管におけるナトリウムの再吸収を促進させる作用をもちます。
血液中のナトリウム濃度が上昇するため(浸透圧が上昇するため)、
これを薄めようと、水の再吸収が促されます。

レニンアンギオテンシン系05_17022

 

■バソプレシンの分泌

水の再吸収を促進する作用をもつホルモンは、バソプレシンです。
バソプレシンにより水の再吸収が促され、循環血液量が増加しますので、血圧が上昇します。

レニンアンギオテンシン系06_17022

 

 

上記では、血圧低下時の“血圧を上げる仕組み”について学んできましたが、
血圧上昇時は、これら「レニン・アンギオテンシン系」の反応を止めることで血圧を下げていきます。

このようにして、血圧の恒常性は維持されています。

 

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