【公衆】フードバランスシート(食料需給表)の用語

以前のコラムで「フードバランスシート(食料需給表)の概要」について勉強しましたが、今回は「用語」について説明していきます。

フードバランスシートには、多種多様な専門用語が登場するので、しっかりと意味を整理しておきましょう。

国内生産量と国内消費仕向量

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国内生産量

まず国内生産量ですが、この用語は漢字の通り、「国内で生産された食料の量」です。日常的に「国産」という言葉を使いますが、これとほぼ同義です。

国内消費仕向量

国内消費仕向量、この用語の意味を漢字から想像するのはちょっと難しいですね。
意味は「国内で消費に回された(国内市場に出回った)食料の量」となります。

日本の市場に流通する食料には、国産のものだけでなく、輸入品もありますので、国内消費仕向量には国内生産量と輸入量どちらも含まれていることになります。

 

減耗量と粗食料

食料需給表_用語_170607 (2)

減耗量

減耗量は「減る」という漢字が使われているように、「減った(失われた)食料の量」を示す用語です。

もう少し専門的にいえば「農場等で生産された食料が、輸送・貯蔵等を経て、家庭の台所に届く段階までに失われる量」となります。

注意しておきたいのは、あくまでも“台所に届く段階までに失われる量”ということですね。
つまり台所到着後に失われることになる、調理に伴う廃棄や食べ残しなどは減耗量に含まれないということです。

粗食料

粗食料は「国内で消費に回された食料のうち、食用向けの量」を示す用語です。わかりやすくいえば、「台所に届く食料の量」といえますね。

 

歩留りと純食料

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歩留り

私たちは、台所に到着した食料をそのまま食べることは少ないですよね。
キャベツの芯を除いたり、魚の頭部を除去したりして、食べられる形(可食の形態)まで加工します。

このときの元の食料に対する、捨てられずに残った部分の割合(可食部の割合)のことを歩留りと表現します。「捨てられずに留まった割合」と覚えておきましょう。

純食料

純食料は「人間の消費に直接利用可能な食料の形態(可食部)の数量」と表現できます。

歩留りが可食部の割合なら、「純食料は可食部の量」ということですね。

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