【基礎】脂質の化学

今日は基礎栄養学から「脂質の化学」について勉強しましょう。

脂質は、
単純脂質
・複合脂質
・誘導脂質
の3つに分類されます。

脂質の化学_20151021

 

■単純脂質

脂肪酸とアルコール(グリセロールなど)のエステル
例)モノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、トリアシルグリセロール

※名前の付け方は、
・『モノ(1つの)アシル(脂肪酸)』と『グリセロール』が結合したもの
・『ジ(2つの)アシル(脂肪酸)』と『グリセロール』が結合したもの
・『トリ(3つの)アシル(脂肪酸)』と『グリセロール』が結合したもの
となっています。

 

複合脂質

脂肪酸とアルコールの他に、リンや糖など、他の成分が結合した化合物
例)リン脂質、糖脂質

 

誘導脂質

単純脂質や複合脂質が加水分解してできた化合物のうち、脂質の性質をもつもの
例)脂肪酸、コレステロール

 

上記の大きな3つの分類ももちろん大切ですが、
国家試験では、脂肪酸について詳しく問われることがあるので、確認しておきましょう。

 

脂肪酸は、
・飽和脂肪酸:二重結合をもたない
・不飽和脂肪酸:二重結合をもつ
に分類されます。

 

■飽和脂肪酸

飽和脂肪酸は、二重結合をもたない脂肪酸です。

例)パルミチン酸、ステアリン酸

飽和脂肪酸_20151021

 

■不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸は、二重結合をもつ脂肪酸であり、二重結合の数により「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分類されます。
・一価不飽和脂肪酸:二重結合を1つもつ
例)n-9系:オレイン酸

・多価不飽和脂肪酸:二重結合を2つ以上もつ
例)n-6系:リノール酸
n-3系:αリノレン酸

ちなみに、リノール酸αリノレン酸は生体内で合成できないため、必須脂肪酸といわれます。

不飽和脂肪酸_20151021

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