管理栄養士受験対策講座38年の実績

【基礎】食後の代謝

今回は、基礎栄養学から「食後の代謝」について勉強します。

要は「食事をした後、体の中で栄養素がどのように利用されていますか?」というお話なのですが、あまり難しく考える必要はありません。

みなさん、食事をした後の自分を想像してみてください。

“元気になる、動けるようになる、太る、筋肉が付く…”こんなイメージが浮かびませんか?正解です!

このイメージを持って食後の代謝について学んでいきましょう!

食後の代謝

キーワードは、「取り込んで、合成する!」です。
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食後:糖質の代謝

食後は、食事から摂取した糖質であるグルコース等を細胞の中に取り込みます。

取り込まれたグルコースは、解糖系や電子伝達系を介して、エネルギー(ATP)の合成に利用されます。

もちろん、すべてを使い切るわけではありません。

余ったグルコースは、グリコーゲンに合成されて貯蔵されます。

食後:脂質の代謝

食後は、摂取した脂質関係の栄養素が細胞の中に取り込まれます

取り急ぎのエネルギー(ATP)は、糖質から供給されるので、脂質をすぐにはエネルギーに変える必要はありません。

脂質は、いざという時に備えて、中性脂肪に合成して貯蔵します。

これが俗に言う「太った」という状態ですね。

食後:たんぱく質の代謝

アミノ酸などのたんぱく質関係の栄養素も、食後は細胞に取り込まれます

細胞に取り込まれたアミノ酸は、筋肉たんぱく質をはじめとした、さまざまな体たんぱく質に合成されます。

おまけ

食後の代謝_150708_2

実は、この「取り込む」「合成する」を促進するホルモンがあります。そのホルモンは・・・インスリンです。

“インスリン=血糖値を下げるホルモン”という働きが有名ですよね。

血糖値が下がるということは、血液中からグルコースが減るということ、すなわち、血液中のグルコースが細胞の中に取り込まれたということですね。

例として糖質を取り上げましたが、糖質以外の脂質やたんぱく質の「取り込む」「合成する」にもインスリンが関わってきますので、しっかり覚えておきましょう!

 

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