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【基礎】鉄の体内動態

今回は基礎栄養学から「」の体内動態について勉強します。

食事から摂取した鉄は、そのままの状態で体内に存在しているわけではありません。

鉄は、

  • 機能鉄:働いている鉄
  • 貯蔵鉄:貯めている鉄
  • 輸送鉄:運ばれている鉄

のように、それぞれ形を変えて存在しています。

鉄_20150128

それぞれの特徴について整理しておきましょう。

機能鉄:ヘモグロビン、ミオグロビンの特徴

機能鉄の代表はヘモグロビンです。

ヘモグロビンは赤血球の構成成分として利用されています。主な働きは、体内での酸素運搬です。

ちなみに生体内の機能鉄・貯蔵鉄・輸送鉄のうち、最も数が多いのは機能鉄となっています。覚えておきましょう。

貯蔵鉄:フェリチン、ヘモジデリンの特徴

体内に鉄を蓄えるときは、主にフェリチンという形で貯蔵します。

このフェリチンをどこに蓄えているのかというと、肝臓や脾臓、骨髄などです。

ちなみに体内の鉄が不足すると、真っ先に貯蔵鉄から減っていきます。

つまり鉄の摂取量が不足しても、機能鉄であるヘモグロビンの値は急に下がりません。

しかし貯蔵鉄であるフェリチンは減っている(潜在的な鉄欠乏状態である)可能性があるので、ヘモグロビンが正常値だからといって安心しないようにしましょう。

輸送鉄:トランスフェリンの特徴

体内の鉄の運搬は、トランスフェリンというたんぱく質が行ってくれます。

なので、たんぱく質の摂取量が不足するとトランスフェリンの数も減ってしまうという特徴があります。

 

機能鉄、貯蔵鉄、輸送鉄のそれぞれの特徴についておさえておきましょう。

 

 

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