【基礎】カルシウム

今日は、基礎栄養学から「カルシウム」について勉強します。

 

カルシウム_20150128

 

カルシウムは、99%が骨や歯に存在し、残りの1%が血液や筋肉などに存在しています。

血液中のカルシウムの多くは、アルブミンと結合した形で存在します。

 

カルシウムは、体内で合成することができないので必ず食物から摂取する必要があります。

 

口から食物として摂取したカルシウムは、小腸で吸収されます。
しかし、摂取されたカルシウムが、全て吸収されるわけではありません。
吸収されなかったカルシウムは便中へ排泄されます。

 

カルシウムの腸管からの吸収率は、年齢やその他の生理的条件によって異なります。

高齢になると、吸収能力はぐんと低下します。
高齢者が骨粗鬆症になりやすい要因の一つとして、この腸管吸収率の低下があります。

 

ただし、腸管におけるカルシウムの吸収と排泄は、年齢だけの影響を受けるわけではありません。

カルシウムは、様々な調節因子によって変動し、体内のカルシウムバランスが保たれています

 

カルシウムの吸収率を高めるもの、妨げるものをそれぞれみておきましょう。

■吸収率を高める因子

・ビタミンD

ビタミンDは体内に摂取されると、肝臓と腎臓で活性型ビタミンDに変化します。
この活性型ビタミンDには、”腸管でのカルシウムの吸収を行う”働きがあります。

 

・エストロゲン

エストロゲンは、”腎臓でのビタミンD活性化を促進する”働きがあります。

 

■吸収率を妨げる因子

・シュウ酸

・フィチン酸

 

体内のカルシウムバランスは、様々な調節因子によって保たれていますが、これらが崩れると、「欠乏症」「過剰症」といったトラブルが生じることとなります。

それでは、カルシウムの欠乏症、過剰症を確認していきます。

 

■欠乏症

血液中のカルシウムが不足すると、中枢神経の異常やテタニーを起こします。

テタニーとは、筋肉の異常な収縮による硬直、知覚障害などを生じる状態をいいます。

 

■過剰症

カルシウムを過剰に摂取すると、ミルクアルカリ症候群を発症します。

 

ミネラルの中でも、「カルシウム」は出題頻度の高い項目です。
特徴、欠乏症と過剰症について整理しておきましょう。

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