【応用】妊娠母体の変化

今回は、応用栄養学から特に出題されやすいライフステージ「妊娠期」ついて勉強します。

よく出題されるのは、

妊娠によって、母体にどのような変化が起こるのか?(妊娠母体の変化)

についてです。

この問題を解く時のコツは、
母体は「赤ちゃんを産む準備をしている」というイメージを持っておくことが重要ですよ。

それでは、よく出題される項目を4つご紹介いたします。

 

■循環血液量

妊娠期には、循環血液量が増加します。

循環血液量とは「体を流れている血液の量」のことです。
妊娠中は、母体のお腹の中に赤ちゃん(胎児)がいますよね。
赤ちゃんがいる分、循環血液量は増加します。

 

妊娠_循環血液量_141105

 

■インスリン抵抗性

妊娠期には、インスリン抵抗性が増大します。
つまり、「インスリンが効きにくくなる」ということです。

なぜでしょうか?

理由は、胎児にグルコースを送り届けるためです。
母体が、いつものように自分の細胞にグルコースをすべて取り込んでしまうと、
胎児までグルコースが届かなくなってしまいます。

胎児のために、あえてインスリンを効きにくくしているのですね。

妊娠_インスリン抵抗性_141105

 

■血液凝固系

妊娠期には、血液凝固系が亢進します。
血液凝固系とは「血液の固まりやすさ」のことです。

出産時には、多めの出血を伴います。
もし、この血が止まらなければ、母体も危険な状態になりかねません。

無事に出産を終えるために、血液を固まりやすくしておきます

妊娠_ゴナドトロピン_141105

 

■ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)

あまりお見かけしない単語がでてきましたね。hCGは、妊娠中に分泌されるホルモンです。

国家試験では、「妊娠初期と末期、どちらに分泌が高まるのか?」ということが問われます。
実はこのhCG、妊娠検査薬の陽性・陰性判定に用いられています。

妊娠検査薬を使用するのはどのような時期でしょうか?
もちろん妊娠したかも?という時期ですよね。

つまり、妊娠初期にヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)濃度が上昇します。

 

ついつい丸暗記になってしまいそうな内容も、
理由をつけて覚えておけば忘れにくくなります。

ぜひ妊娠期の問題が出題された時は、上記の内容を思い出してみてくださいね。

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