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【社会】水質汚濁

今回は、「水質汚濁」について学んでいきます。

 

水質汚濁とは、人為的な活動により、有機物や有害物質が川・湖・海などに排出されて水質が汚れることをいい、原因には、生活排水、工場排水などがあります。
水質が悪くなることで、魚介類・ヒトへの被害はもちろん、富栄養化による藻類の異常繁殖なども起こります。

こうした被害を防ぐために、水質の汚濁に係る環境基準が設定されており、この環境基準を達成することを目標に規制が実施されています。

今回は水質汚濁の代表的な指標をチェックしていきましょう。

 

■生物化学的酸素要求量(BOD)

水中に含まれる有機物が、好気性微生物により分解される際に必要な酸素量です。
つまり、“有機物(汚れ)を分解するために必要な酸素量”という意味になります。

<結論>
・有機物(汚れ)が多ければ、たくさんの酸素を必要とする
BODが高値を示す
水が汚染されている

・有機物(汚れ)が少なければ、酸素は必要としない
=BODが低値を示す
=水はきれい

水質汚濁_BOD_20180117

 

■化学的酸素要求量(COD)

水中に含まれる有機物が、酸化剤により分解される際に必要な酸素量です。
つまり、BOD と同じく“有機物(汚れ)を分解するために必要な酸素量”という意味になります。

<結論>
・有機物(汚れ)が多ければ、たくさんの酸素を必要とする
CODが高値を示す
水が汚染されている

・有機物(汚れ)が少なければ、酸素は必要としない
=CODが低値を示す
=水はきれい

水質汚濁_COD_20180117

 

■溶存酸素(DO)

水中に溶解している酸素量です。

<結論>
・有機物(汚れ)が多ければ、たくさんの酸素が消費される
DOが低値を示す
水が汚染されている

・有機物(汚れ)が少なければ、酸素は必要としない
=DOが高値を示す
=水はきれい

水質汚濁_DO_20180117

 

難しい専門用語ですが、各指標において水が汚染されていることを示す状態(低値・高値)を確認しておきましょう。

 

 

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