【公衆】課題の優先順位づけ

今回は、公衆栄養学から「課題の優先順位づけ」を勉強していきます。

 

公衆栄養プログラムの計画を策定する際は、以下の点を考慮する必要があります。

目標の明確性:目標設定が科学的根拠に基づき明確であること

必要性:住民などの多くが必要と感じていること

継続性:活動の継続が期待できること

実施可能性:計画策定メンバーの協力が確保できること

優先性:課題の優先度が高く、緊急性が高いこと

 

このうち優先性の順位付けは “重要度”“改善可能性(実現可能性)”
2つのベクトルを基準として決定することができます。

 

 

重要度が高く、改善可能性の大きい課題Aから優先的に計画を実施し、
重要度が低く、改善可能性の小さい課題Dの実施は不要となります。

 

やみくもに計画を策定するのではなく、優先順位をつけることで、
より効果的な計画が実施できるというわけですね。

 

では、これを踏まえて問題を確認してみましょう。

公衆栄養プログラムの計画に当たり、課題の優先順位づけのため、重要度と改善可能性の2つの要素からマトリックスを作成した(図)。

課題の優先順位の判断に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

 

(1)AとBの優先度は、同じである。

(2)AとCの優先度は、同じである。

(3)BとDの優先度は、同じである。

(4)Bは、新たな手法を用いて取り組むべき課題である。

(5)Dは、プログラムの計画から除外する。

 

 

 

 

回答:(4)かつ(5)

(1)⇒BよりもAの優先度が高い

(2)⇒CよりもAの優先度が高い

(3)⇒DよりもBの優先度が高い

(4)☞Bは重要度が高く、改善可能性が小さい課題です。新たな手法を用いることで、改善可能性を大きくする必要があります

(5)☞Dは重要度が低く、改善可能性も小さい課題のため、計画から除外すべきといえます

 

重要度が最も高く、改善可能性が最も大きいものはどこなのか
図をしっかり読み解きましょう。

 

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