【臨床】SIADH/尿崩症

今回は、内分泌疾患のなかでも「抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)」と「尿崩症」について整理します。

 

この2つの疾患で鍵となるのが「抗利尿ホルモン(バソプレシン)」です。

抗利尿ホルモン(バソプレシン)は、腎臓における水の再吸収を促進させる働きがあります。

つまり、体内の水分量を増やす働きがあります。

バソプレシンの働き_20171108

 

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)|抗利尿ホルモン分泌過剰

 

抗利尿ホルモンの分泌が過剰となり、必要以上に水の再吸収が行われます。

 

■血液に注目!

血液中の水分が増加し、“血が薄まった状態”となるため、低ナトリウム血症低浸透圧血症がみられます。

 

■尿に注目!

尿に捨てるはずであった水分が体内に取り戻され、“尿が濃くなった状態”となるため、高張尿がみられます。

 

抗利尿ホルモン不適合分泌症候群_20171108

 

尿崩症|抗利尿ホルモン分泌低下

 

抗利尿ホルモンの分泌が低下し、水の再吸収ができなくなります。

 

■血液に注目!

血液中の水分が減少し、“血が濃くなった状態”となるため、

高ナトリウム血症高浸透圧血症がみられます。

 

■尿に注目!

体内に水分を取り戻すことができなくなり、大量の水分が尿へと排泄されます。

尿が薄まった状態”となるため、低張尿がみられます。

尿崩症_20171108

 

 

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