勉強のコツ~基礎栄養学編~
基礎栄養学は、得意!という方、苦手…という方の差が激しい科目です。
なぜこのような差が生まれるのでしょうか?
それは“ヒトの体の中をイメージできているか否か”です。
例えば、糖質の消化を勉強するとしましょう。
デキストリン、α-アミラーゼ…専門用語で考えていくと、拒絶反応が出てしまいそうですね。
そこで、自分がご飯を食べた後をイメージするんです!
実際に自分自身の消化器の場所を指しながら、下記の文章をチェックしましょう。
ご飯を食べました。
ご飯はそのままの形では大きすぎますので、
消化管ではさみ(消化酵素)を用いながら、小さく分解していきます。
口
ご飯(でん粉)は、唾液に含まれるα-アミラーゼによりデキストリンにまで分解されます。
胃
胃は糖質の消化酵素を含みませんので分解することはできません。そのまま進んでいきます。
小腸
膵臓は小腸とつながっています。
膵臓からα-アミラーゼが小腸に分泌され、デキストリンがマルトースまで分解されます。
さらにマルトースは、マルターゼによりグルコースまで分解されます。
分解されたグルコースは吸収され、血液中に取り込まれます。
これがいわゆる“血糖”ですね。
ヒトの体の中をイメージする習慣を付けることで、
ある一文章が抜き取られて出題された際に、対応しやすくなります。
ただ参考書を読む勉強ではなく、“ヒトの体の中をイメージする”勉強方法にかえてみませんか?
きっと、基礎栄養学が得意!になりますよ。
さあ、ヒトの体の中をイメージしながら、脂質・たんぱく質も同様に勉強しましょう。
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